カテゴリ:MUSIC( 3 )

ひこうき雲。

今日から数日仕事が休みで、片づけでもしようかと思いつつ、
だらだらと過ごしてしまった朝。
テレビなんかつけていたら
ユーミンこと松任谷由美さんが、40周年記念のライブ?をするとのことで記者会見の映像が。
内容はまだ秘密だそうだが、今までにないものを見せる予定だと言っていた。
単独インタビューも流れて、ほんと若いなーとしみじみしてしまう。
肌がどうとか、プロポーションがどうとか、そんなことではなくて
この方は、いつも「挑戦」しているから表情に表れているんだなーと、そんな事を思っていたら
インタビュアーの質問に
「こういう言い方申し訳ないけど、わたしはファンの方のことを思ってやってないんですよね。
自分のためにやってるんです。」
というようなことを強い語調で言っていた。
インタビュアーも困っている空気が漂っていたけれど、
わたしは「あー、なるほど。」と思わず唸ってしまった。
これ、単純に考えたら「なんてヤツ」という言葉だけれども、かなり深い。

ユーミンの曲は、いや、ワンフレーズでも
「なんで、知ってるの?」と、思える程、女性の気持ちを代弁というより
エグッていたりすると思う。
そんなちょっとした”痛み”が、爽快になるような曲に乗せて。
そう、気持ちをなぞっているだけじゃないんだよね。
ユーミンが流行り始めて、女性は男性に媚びなくていいんだと気持ちよく思えたはず。
とは、わたしのあまりにも勝手な印象なのだけど。
こんな風に、受け手の印象が様々なのもスゴイところ。
これは、ユーミンが、自分の曲に対して執着がないからなんだろうなと思う。
自立してるんだよね、曲が(笑)。

ところで、わたしがユーミンの曲を聴いたのは、中学生の頃。
もう大学生だった友人のお姉ちゃんがユーミン好きで、
「お姉ちゃんも聴いてほしいって。」と言いながら貸してもらった。
友人もユーミンは好きだと言っていたが、ある日
「ユーミンは、子どもはキライだから生まないんだって。
何だか冷たい人だとショックで、曲を聴けなくなっちゃった。」と言っていた。
それが心の片隅にずっと残っていたのだけど、
きっと、作った曲が子どもみたいなものなんだろうと考えていた。
実際、その通りだったようで、ユーミンのベストアルバムには
無数の赤ん坊の人形の写真があったっけ。
こんなに子ども生んだんだ!というくらいに。

話を戻すと、わたしはユーミンは大学生くらいに成長しないと良さがわからないだろうと
それほど熱心に聴いたことはなかった。
ライブにも一度だけ、お付き合いのような立場で行ったことがあるけれど
そこでも「派手だなー」くらいにしか感想を持てなかった。
だって、いわゆる”売れた曲”をあまりやってくれなかったんだもの。
こういう「裏切り」が、媚びないユーミンの良さなのだろうけど。

しかし、海外で暮らした時にユーミンが聴きたくてたまらなくなった。
ホームシックに近いような感覚。
日本語に飢えていたというより、日本の風景に飢えていたのかも。
ユーミンの曲は、小説のように風景が残るから。
それは郷愁というより、何か過ぎ去った心地よさで。

ユーミンの曲の中で、一番好きなのは
「ひこうき雲」
最初に聴いた中学生の時は、あまりにも残酷な内容に思えて悲し過ぎた。
ところが今は、自由や、あたたかさ、強さを感じる。
聴くたびに澄んだ空の色が見えてくる。
この歌ほど、隣りあわせの「死」と「自由」というものを深く語ったものはないんじゃないかな。
こんなにも「孤高」ともいえる歌を作ったユーミンは、当時10代だっけ。
もちろん天才だと思うけれど、
きっといろんなものを手放してきているのかもしれないなぁ。
そうでなければ、あれほどの境地を歌えないような気がする。




もー、手放すか。片づけの時間。

そこか。
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by normalin | 2012-08-20 17:49 | MUSIC

John Smith インストアライブ

さてさて、前日というか、明け方まで呑んでいたその日、
やっぱりどうしても行かねばならぬと、行ってきました。
John Smithのインストアライブです。

六本木のミッドタウンのTSUTAYAと六本木ヒルズのTSUTAYAを間違えるという
アクシデントがありましたが、なんとか間に合いました。

 
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すでに始まっていましたが、その歌声は深くてわたし好みでした。
ギターを膝に置き、ギターを叩いてリズムを取りながら弾いてもいました。
すごい。。。
とにかく、音の優しさが染み入ってきて暖かかったです・・・
って、その日もやはり蒸し暑かったわけですが、身体の中は心地よかったなぁ。
わたしは、こういう楽曲をあまり聴かなかったんですが、
彼の何かにピンときたみたいです。
それが何かを「触って」みたかったのですが、
あ~~これだったんだなーと思えました。
と、文章にできないもどかしさがありますが、どうかご勘弁を。

それにしても、インストアライブなんて初めて行きましたが、いいもんですねー。
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日曜の昼下がり、何となく海外に出かけた気分に浸りました。

そのまま帰宅するのがもったいなくて、ミッドタウンまで歩き軽く一杯。
夏にはピッタリの爽やかカクテル、モヒート
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呑みながら、John Smithの歌詞カードを読みました。
英語もろくにわからないのに、やっぱりこういうことを歌ってたのか~なんて、
伝わってきていることに、またグッときました(笑)。

ほんと、良かったです。

あ、そうそう、サインもいただけました。
その時に
「あなたの魂を感じることができました。」なんて言ってみたら、
「ありがとう、ありがとう・・・」とはにかみながら、言ってました。
・・・グッときました。

音楽に国境はない。
もっと云うなら、、、魂はひとつ。
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by normalin | 2010-07-12 18:00 | MUSIC

ひと耳惚れ

出逢うことって、偶然じゃなく、自分の奥底で探しているものを見つけたのだと思う。

最近、あんなに好きだった音楽をあまり聴かずに過ごすことが多かったのだけど・・・
いや、聴いていたけれど、心が動かないと言った方が適当かな。
YOGAにのめりこんでいたことも、ひとつの理由かもしれないけれど。
これってバランスが悪い状態なのではないかとか、少しは気になっていました。
けれど、こういう過程も必要だったのかもしれないと今は思います。。。

そして久々に出逢いました。
イギリス出身のシンガー John Smith
ただ、彼の出演していたFMを聴いていただけだったのだけど、
その話し方にまず惚れこんでしまいました。
言葉なんてわからなくても、何か伝わってくるんですよね。
と、英語もろくに出来ないのに、アメリカを旅した若かりし頃の妙な度胸まで思い出し
およそ10秒で恋に落ちました(笑)
そう、学術的にも恋に落ちるのって10秒かからないんだそうですが。

今、来日中だそうです。
明後日、逢いに行って彼の周りに漂う空気を感じてみたくなりました。

アルバムは”死”についての歌だそうです。
なるほど、わたしがYOGAにのめりこんだのも”死”というテーマかもしれません。。。
出逢いってびっくり。


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by normalin | 2010-07-09 12:39 | MUSIC