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山本太郎さんとの関係。

衝撃的なタイトルですよね。
まだ山本太郎さんには、何かあったのか!?という。
いえいえ、ただの主婦であるわたしの小さな話なんです。
やっぱりタイトルは大事ですから、すごく考えました。すみません。

わたしは、レコードよりライブが好きです。
それはたぶん「関係する」ことができるからなんでしょうね。
まぁ「人間は関係だ」と哲学者も仰ってますし。
いきなりどうでもいい内容ですが。
そういえば「そんなの関係ねぇ」という一発ギャグが流行りましたね。
その理由は、あの言葉のどこかに「解放」が見え隠れしていたからかしら、なんて思ったりしてますが、
「何言っちゃってんの?そんなの関係ねぇよ。」と笑われてしまいそうです。
そう、笑われてしまうんですよね。
なのに「関係」したい人々が沢山いるように思える矛盾。
そして「解放」とはなんなのか?・・・・
あぁ、長くなりそうなのでこの話はまたいずれ。

ところで、日本そして世界と、いや、この宇宙とも関係したくてしょうがないわたしは、
山本太郎さんや三宅洋平さんという「扉」の存在を見つけました。
そしてちょっと「関係」してみました。自分が何を求めているのかとてもクリアになったわけです。
しかし、彼らは「扉」です。その先に進む鍵はまだ見つかっていないわけで、
ひとりでは見つけられないわけで、、、
今ではもうなくなってしまったTDLのシンデレラ城ミステリーツアーというアトラクションのような
「さぁ!みんなで力を合わせて!」
みたいな展開にならないと無理なんだろうということは、よく理解しています。
けれど、人間はカラフルな生き物です。
わたしもTDLでは全く盛り上がれないように「鍵?そんなの関係ねぇ。」
と思う方々がいらっしゃることも大事なんだと思います。おそらく。

けれど、これだけは言えます。
関係すること、それは。。。

「認識すべきものを認識する」

これ、スピノザの言葉なんですが、高3の頃受験勉強そっちのけで
読んだ甲斐がありました。
そして、全然意味がわからなかった甲斐もありました。
わからないものの方が、わかったと思ったものより記憶の底に沈んでいるものですね。
今、やっとこの言葉に光が射したような気がしてます。

「わたし達を喜ばすものや、悲しませるものに気を取られて『空虚で無価値』なものばかりを見て、見なければならないものが見えなくなっているものがわたし達の知性。」だというんですよね。
その昔、本ばかり読んで知性的な女性に少しだけ憧れたわたしには衝撃です。
もはや、知性など持たない方がステキなんだと、この頃は思うわけです(違)。
あ、もともと「知性」は備わっているわけですね?
それが私利私欲で曇っていると。。。んーーー。
ちょっと飛躍(違約?)しすぎました。
勘違いですか。スピノザさん、ごめんなさい。

ともかく。。。

山本太郎さんが選挙の街宣をしていた時に、よく言っていた言葉があります。
「信号待ちをしているあなた、山本太郎のことなんてどうでもいい。
でも、この事実を知ってほしい。あなたに知ってほしい。」

わたしも同じ気持ちです。
だって「鍵」を見つけたいんですもの。
それを見つけるには、まずは「知る」こと。だと思っています。
いやぁ、それは確かに難儀なことですよ。
「関係ねぇ」と言いたくなりますよ。
「なるようになるよね」という思想の日本人には、ほんとにめんどくさい。
でも、原発なんて、あれを受け入れちゃったってことは、めんどくさがってちゃ命とりということなんですよね。
だって、「なるようにはならない」ものなんですもの。

ショーン・ペンの監督作品「荒野へ」という映画は、
自然の中で謙虚に「関係」しながらも、ほんのわずかな言葉を読み取らなかった、、、
「知る」ことを怠った主人公の姿が描かれています。
「関係する」とは、いかに素晴らしくて、そしていかに辛辣なものなのか。。。
でも、それが人間なんだとしたら、わたしはやっぱり「関係」を持ち続けたいです。
それが「調和」という言葉になるように。


前置きが長くなりましたが、山本太郎さんの全国街頭キャラバンが昨日から始まりました。
「知る」ことが出来なくなるおそれがある「秘密保全法」。
それはわたし達の「関係する」という人間の尊厳そのものも奪う法案だと思います。
昨日、わたしはライブ配信いたしました。その録画から
TPPについて、とても簡潔に説明してくださった安部芳祐さんのスピーチの
書きおこしをしてみたので
この後のブログに、紹介させていただきたいと思います。
(これから書きます。)

ライブをレコードにするのも、大切ですね。
by normalin | 2013-09-23 17:19 | 雑記
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